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修理・故障データ

業務用脱毛機の点検・使用記録の残し方|サロンで使える記入例付き

業務用脱毛機の点検・使用記録の残し方|サロンで使える記入例付き

「前回の点検はいつ?」「昨日も同じ表示が出た?」。業務用脱毛機を複数のスタッフで使うと、口頭の引き継ぎだけでは経緯をたどりにくくなります。点検・使用記録は、機器の状態と対応を同じ場所に残すための道具です。

この記事では、サロンで続けやすい記録項目と記入例を紹介します。具体的な点検方法や交換時期は機種によって異なるため、必ず取扱説明書とメーカーの指示を優先してください。以下は当サイトが提案する管理様式であり、メーカー指定の点検票を置き換えるものではありません。

最初に「機器台帳」と「日々の記録」を分ける

毎回、購入先や製造番号まで書く必要はありません。変わりにくい情報を機器台帳にまとめ、日々の記録には管理番号だけを入れると、記入の負担を抑えられます。同じ機種が複数ある店舗では、「脱毛機」だけでなく「本店・機器A」のように区別します。

機器台帳に残す情報 整理のポイント
メーカー・正式な型番・製造番号 本体の表示と購入書類を照合。管理番号も付ける
購入先・導入日・保証書の保管先 契約書、保証条件、納品書を一緒に探せるようにする
取扱説明書の版・保管先 メーカーから更新案内があれば差し替え履歴を残す
点検項目・周期・依頼先 説明書やメーカーの案内を転記し、参照元を明記する
修理・交換の履歴 受付番号、作業報告書、交換した部品の記録を紐づける

保証書を別の場所に保管している場合は、その場所も台帳に記載しましょう。例えばアグレックスの公式サポートでは、保証対応に際して購入時の保証書を確認する旨が案内されています。必要書類は購入先ごとに確認してください。アグレックス公式サポート(確認日:2026年11月6日)

日々の点検・使用記録に入れたい6項目

機器の点検・使用記録に残す日時、機器、担当者、確認結果、対応、次の確認の6項目
当サイト提案の記録項目。点検の内容・頻度はメーカー指定に合わせて設定します。

1.日時と確認した場面

始業前、使用後、メーカー指定の定期点検など、どの場面で確認したかを残します。点検周期を一律に決めず、台帳に記載した機種ごとの条件に合わせます。使わなかった日は「未使用」とし、実施していない点検を済んだことにしない運用が大切です。

2.機器・付属品の識別

機器の管理番号に加え、複数のハンドピースなどを管理する場合は、対象が分かる識別情報を記録します。機器間の接続や付属品の交換可否を自己判断するための記録ではありません。組み合わせはメーカー指定を守ります。

3.確認した担当者

担当者名または店内で識別できる担当者コードを入れます。後から状況を聞けるようにすることが目的です。誰でも同じ判断ができるよう、確認項目と記入ルールを研修で共有しましょう。

4.確認結果と、実際に見えた状態

チェック欄だけで終わらせず、変化があれば短く追記します。「故障したと思う」よりも、「起動時に画面に○○と表示」のように観察した事実を残すと経緯を説明しやすくなります。エラー表示は省略せず転記し、写真は安全に撮れる範囲で記録します。

5.実施した対応と連絡先

使用停止、責任者への報告、販売店への相談など、実際に行ったことを記入します。連絡日時、受付番号、受けた指示、回答待ちの事項を分けると、次の担当者が状況を追えます。原因を推測して部品交換や分解を進めるための欄ではありません。

6.次の確認日と確認する人

「メーカーの回答待ち」で止めず、誰がいつ確認するかまで決めます。再使用する場合の条件もメーカーの指示に沿って記録し、未解決の機器が通常の予約に戻らないよう店内で共有します。

そのまま使える記入欄と、書き方の例

次の欄を紙や表計算シートにコピーし、自店の機種に必要な項目を足してください。メーカーの指定様式がある場合は、その様式を使用し、引き継ぎ情報だけを補います。

記入欄 入力内容
日時/場面 __年__月__日__時/始業前・使用後・定期点検など
機器/担当者 管理番号__/対象の付属品__/担当者__
確認項目と結果 説明書の項目__/実施結果__/表示や変化__
対応と連絡 実施した対応__/連絡先・受付番号__/受けた指示__
次の確認 確認する人__/期限__/再使用の条件__

架空の記入例:「始業前、機器Aの起動画面にエラー表示。表示内容を転記して使用停止。責任者へ報告し購入先に連絡。回答待ち。次の確認は店長が本日中に実施」。実際の故障事例や修理実績ではなく、事実・対応・未完了事項を分ける書き方の例です。

異常があるときは、記録より使用停止を優先する

記録を埋めるために運転を続けたり、症状を再現するために繰り返し作動させたりしないでください。NBSはCLEAR/SP efシリーズ・Jシリーズについて、使用中の普段と違う異音・異臭などの異常時には直ちに使用を停止し、取扱説明書に沿って点検・修理を依頼するよう案内しています。NBS公式「脱毛機をご利用のお客様へ大切なお知らせ」(2025年8月29日公開、2026年11月6日確認)

この案内は対象シリーズへの注意事項です。自店の機器でも、使用中止や連絡の基準はその機種の説明書・メーカー案内で確認しましょう。写真撮影や詳細記録は安全が確保できてから行い、危険があるときは近づかないことを優先します。

記録を続けるための店内ルール

  • 保存場所を一つに決め、紙とシートに同じ情報を何度も書かせない。
  • 未記入、未実施、異常なしを区別し、後日の一括チェックで埋めない。
  • 週次など自店で決めたタイミングに責任者が未完了事項を確認する。
  • 顧客の氏名や施術の詳細を機器管理票に混在させず、修理相談に送る画像にも顧客情報が写らないようにする。
  • 保存期間は保証・保守契約の条件や社内ルールを確認して決め、電子データはアクセス権とバックアップも管理する。

新人スタッフにも同じ記録を残してもらうには、導入講習・追加研修で確認する項目と合わせて、実際の記入練習を行うと共有しやすくなります。

修理相談では、必要な記録をまとめて伝える

相談時は、型番・製造番号、発生日時、表示や症状、すでに実施した対応を整理します。機器台帳や日々の記録は説明の材料になりますが、それだけで故障原因を確定するものではありません。点検の要否や再使用の判断は、メーカーや修理窓口に確認してください。

不具合の相談は修理・メンテナンス相談窓口へ。修理の提案を受けたら修理見積書の確認項目も参考にしてください。導入前の方は、機器一覧・資料請求で候補を確認する際に、指定の点検票や保守記録の有無も尋ねておきましょう。

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